月見草(イブニング プリムローズ:月見草オイル)

2021年09月09日

月見草は、成長すると高さ60㎝程になるアカバナ科マツヨイグサ属に属する二年草で、6月~9月の夕方に花が咲いて朝にはしぼむという特長をもちます。花が咲き始める頃は白色をしていますが、花がしぼむ翌朝には薄いピンク色になるため、ヨーロッパではイブニングプリムローズと呼ばれています。

日本には1850年頃に原産地のメキシコから渡来したといわれていますが、日本の環境が栽培に適していなかったため、現在ではほとんど栽培されていません。

月見草の種子には健康効果があるとされ、日本だけでなく欧米でも化粧品やサプリメントなどで広く使用、摂取されています。種子を低温で圧搾し月見草オイルを抽出しますが、オイルには母乳に含まれる成分で限られた植物からしか採れないγ-リノレン酸(オメガ6系脂肪酸)が豊富に含まれています。このガンマリノレン酸(GLA)は古くから炎症を抑えるなどの効果が知られていて、健康な皮膚の構造と機能に関わる大切な栄養素とされています。 

皮膚細胞の防御機能を増大させて保護膜のように皮膚を守る効果があるとガンマリノレン酸だけでなく、月見草油には保湿作用に優れたリノール酸も豊富に含んでいます。乾燥によって角質がうろこ状に荒れてしまったような症状改善にも有効であるといわれています。

モモイロヒルザキツキミソウ

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