フランキンセンス

2019年07月24日

フランキンセンスは、日本では「乳香(にゅうこう)」と呼ばれ、ムクロジ目カンラン科ボスウェリア属の樹木から分泌される樹脂のことで、乳香の名は、乳白色の色に由来しています。
これらの樹皮に傷をつけると樹脂が分泌され、空気に触れて固化します。1~2週間かけて乳白色~橙色の涙滴状の塊となって採集されます。

ボスウェリア属の樹木は、アラビア半島南部、東アフリカ、インドに自生しています。樹木は栽培して増やすことが困難で、近年は火災、カミキリムシによる害、乱獲などで急速に減少しています。最近の研究では、今後50年で約90%が減少すると予測され、持続が難しいといわれています。

古代エジプトでは神に捧げるための神聖な香として用いられていました。また、世界三大美女の一人であるクレオパトラが、フランキンセンスを原料としたフェイシャルパックを愛用していたともいわれています。
古代では黄金以上の価値があり、泥棒から守るために保管する金庫もあったそうです。

香として利用した際の芳香成分には、リラクゼーションや瞑想に効果的であるといわれています。
香以外にも中医薬、漢方薬としても用いられ、鎮痛、止血、筋肉の攣縮攣急(れんしゅくれんきゅう)の緩和といった効能があるといわれています。

フランキンセンスの木は中東など、とても乾燥した荒野に生息し、地元の人たちは古くから、肌の乾燥を防ぐために用いてきました。木の幹が傷つけられると、その部分を修復しようと樹脂が出ます。この修復という性質を受けて、フランキンセンスは肌の細胞を再生し、活性化してくれます。
しわが目立つ老化した肌や、乾燥した肌に効果があるといわれています。
また、小さな傷もフランキンセンスの保湿力、活性化効果で傷跡を目立たなくさせるといわれています。

フランキンセンス 木

フランキンセンス 粒

写真:フランキンセンス

この成分が使用されている商品は、タマヌ モイスチャライジングクリーム、プロスパリティキャンドルです。

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