ベルガモット
2020年10月07日
ベルガモットはイタリア南部のカラブリア地方が原産地のミカン科の植物です。
樹高は2 – 5m程度になり、葉は表面に光沢があり、やや細長い形で先がとがっています。
花は白く、芳香のある5枚の花びらを持ち、果実はヘタの部分が出っ張った洋ナシ形かほぼ球形をしていて少しデコボコしていて、色は緑色から熟すにつれて徐々に黄色から橙色へと変化します。
果実は生食や果汁飲料には使用されず、一般的に精油を採取し香料として使用されます。
紅茶のアールグレイはベルガモットで着香した紅茶です。
香りの成分となる酢酸リナリル、リモネン、リナロールなどが含まれ、圧搾法により果皮から精油が抽出されます。爽やかな甘い柑橘系の香りをしており、この香りには様々な効能があります。
ストレスをやわらげる効果
オレンジと同様、リラックスし、エネルギーの循環を促す作用があります。滞りによって抑圧されてしまった感情を解き放つことを助け、心を落ち着かせる働きがあります。
不眠を解消する効果
不安や抑うつを伴う不眠を解消する効果も期待できます。甘い柑橘系の香りは気分を明るくし、心をリフレッシュさせます。就寝前に芳香浴を行ったり、入浴時に用いたりすることで睡眠を促します。
冷えを改善する効果
ベルガモットに含まれるリモネンは血流を増加させ、血液循環を高めるといわれ、精油を1~2滴たらして入浴や足浴をすることで冷えの改善が期待できます。
アールグレイで馴染みの深いベルガモットは、疲れた心や体をほぐすアロマセラピーにも使われています。
日々のストレスや緊張を感じたらベルガモットの香りを試して、気分をリフレッシュしてみてください。
スージング ボディオイルにベルガモットが配合されています。